リサイクル事業

産業廃棄物処理業は最終埋立処分場の延命化や廃棄物の選別精度、リサイクル率の向上なくしては将来像は語れません。当社では2004年2月より、石炭代替燃料であるRPF製造工場を営業してきました。
RPFとは、廃プラスチックを主体に紙くず、繊維くず木くずを混ぜて圧縮・固化し製造される燃料です。
この燃料は製紙工場に月間1,500~2,000トン納入しており、廃棄物排出業者、当社、RPF使用工場の3者にとって、リサイクル推進、燃料コスト削減、CO2削減、処理費削減等、WIN WINの関係が築かれているのです。

固形燃料について

木くず類も原料とするRPF

当社は昭和44年9月に砂利・土木事業としてスタートし、産業廃棄物処理業に進出しました。
製紙工場の燃料のRPF代替化を機に、平成16年2月、総事業費7億円をかけてRPF製造工場を新設・操業を開始しました。
「今後、産業廃棄物処理業は処分場の延命化や廃棄物の選別精度・リサイクル率の向上が課題」となることから、RPF事業を『焼却』・『埋立処分』と並ぶ第3の柱づくりのための重要な戦略と位置づけた経営戦略でした。

RPFは通常、廃棄プラスチックを主体に紙くず類を混ぜて圧縮・固化して製造されます。
当社では、解体業も手がけている特性を活かして、事業系廃プラスチックや紙くず類、繊維くず類とともに、収集が比較的容易な解体系の木くず類を原料としているのが特徴です。

木くず類に着目したのは、“集めやすい”ということもありますが、“紙は木から作られているのだから同じである”という発想で、蝶番や鎹、アンカーボルト等の大きな金属がついた木くず類、水分を含む紙くず頚の処理も可能となるからです。
また、有効利用が進んでいない一般廃棄物系廃棄プラスチックのトレイやカップ等も、分別収集が徹底されている一部自治体から受け入れています。

RPF工場の処理能力は日産最大144トン(月産同3,000トン)ですが、現状は能力比約7割の月産2,000トンになります。
当社のRPFは押出ノズルに工夫を凝らし圧縮度を高めて堅くしているため使い勝手がよく、その全量を製紙工場に納入しています。

現在、関東や中部、関西からも手当していますが、いま県内の大手精密機器メーカーからマテリアルできない廃棄プラスチックの処理要請が来ており、こうした事業系を固めるとともに、今後増加が見込まれる一般廃棄物系を確保しながら対応していきたいと考えております。

固形燃料製造工場フローチャート

廃プラスチック(塩ビ除く)紙屑・繊維屑

01.トラックスケール
02.廃プラ投入口
03.廃プラ解砕機
04.磁選機(No1)
05.振動篩機
06.磁選機(No2)
07.手選別ライン
08.破砕機
09.定量ホッパー
10.製品拡大

木屑

01.トラックスケール
02.木屑投入口
03.廃木材解砕機
04.磁選機
05.振動篩機
06.廃木材破砕機
07.粉砕前定量供給機
08.粉砕機
09.定量ホッパー
10.製品拡大

横尾処理センター

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